「保護猫を飼う」と言うと、どのようなイメージを持ちますか?
「保護猫=野良猫」というイメージがある人も多いのではないでしょうか?
実際に、保護猫の多くは元野良猫です。しかし、飼い猫が産んだ子猫が多いこともご存知ですか? この記事では、保護猫を飼うのは難しいのかについて詳しくお伝えします。
保護猫を飼うのは難しい?汚いイメージがあるけど、実際はどうなの?
「保護猫を飼う」となると、気になるのは病気の有無や、害虫などではないでしょうか?
その理由は、ほとんどの保護猫が野良猫であるイメージが強いからだと思います。
実際に、日本では年間で4万頭の猫が殺処分されています。 そのほとんどが、元野良猫です。
元野良猫は病気や害虫を持っていることがある
実際に元野良猫は、病気や害虫を持っていることがあります。
しかし、もちろん元気で健全な野良猫がいるのも事実です。
保護猫の対象とされるのは、そのような健康的な猫が選ばれます。 病気持ちの子は、残念ながらすぐに殺処分対象にされてしまっているのが現状です。
保護猫には人になれやすいタイプが選ばれる
凶暴な猫や、人に懐く様子が見られない猫たちも、残念ながら殺処分対象に入ります。
人に引き取ってもらいやすい猫が必然的に、保護猫の候補として選ばれやすいです。 だからこそ、保健所や動物愛護センターに保護猫を探しにいくと、健康的で可愛らしく、愛くるしい猫たちを紹介してもらいやすいです。
保護猫は野良猫ばかりではない
実際に保護猫の対象になるのは、もともと飼い主がいたけど捨てられた子や、飼い猫から生まれた子供の猫が多いです。
このような猫たちは人になつきやすく、環境に慣れると引き取った家でもくつろぎ始めます。
猫にもそれぞれ性格や個性があるので、執拗に触られたり抱っこをされるのを嫌がる猫もいますが、反対にたくさん遊んでもらったり、甘えるのが好きな猫もいます。
猫も初めは緊張するもの
猫は受け入れてすぐに打ち解ける人に慣れた子もいますが、慣れるまで警戒心が強い子もいます。
緊張して色々なところにマーキングをしてしまったり、ちょっと距離を置いていたりする場合もあります。最初は触られるのに抵抗がある子もいます。
しかし、それは人間も同じなはずです。
突然知らない人に、知らない家に連れていかれたら、誰だって怖い思いをするはずです。
だからこそ、時間をかけて愛を与えてあげてください。 慣れていけば、性格が一変して甘えん坊になったり、一緒にいるのが大好きななつっこい性格になることもあります。
保護猫もペットショップで売られている猫も基本的に同じ
保護されている猫も、健康的で病気持ちではない子が保護対象になっていることがほとんどです。
また、性格も比較的人に慣れやすい子が選りすぐられていると考えて良いです。
性格に関しては、ペットショップから買ってきても同じように、それぞれの個性があります。
保護猫だからなつきやすいとか、ペットショップから買った猫だからなつきやすいということはありません。
むしろ、保護猫で大人になっている猫であれば、なつきやすい性格の子を選ぶことで間違いなく仲良くなりやすいです。
保護猫も飼いやすい!難しいことは何もない
里親候補にとっては嬉しいことに、保護猫の対象になるのは健康的でなつきやすい猫だけが選ばれています。だからこそ、保護猫が飼いにくいということは一切ないと言っても過言ではありません。
しかし、そのような猫でも数日後には殺処分の未来が待っています。
ぜひ、この機会に保護猫たちに会いに行ってみてください。 元気で可愛らしい猫たちに会うことができるはずです。