3つめの手紙「ひるね編」

にゃんこから10の手紙とは?
注釈:にゃんこが呼ぶ主さん = ぬしさん

  

主さん、主さん、今日は主さんにボクの好きな時間の話をするよ。

ボクの大好きな時間、それはお昼寝の時間なんだ。

ボクのおうちで、窓から差し込む太陽の光の陽だまりでウトウトと寝るのが最高に気持ちいいんだ。

夜は暗くてちょっぴり怖いけど、お昼寝は目が覚めてもまだ明るいから、なんだか幸せな気分になるんだよね。

あと、夜の眠りにはない特別感があるんだよ!

主さんはお仕事とかで忙しいみたいだから、あんまりお昼寝しないけど、ボクみたいに一回お昼寝してみたらいいのにって思うよ。

今度ボクの隣でゴロゴロしてみたら?

それでね、ボクがこんなにステキな気分でお昼寝できるのは、やっぱりここがボクのおうちで、主さんがボクをいつも守ってくれて、ずっとずーっとここにいていいんだって言ってくれてるからなんだ。

だから、ボクは主さんに「ありがとう」って言いたいの。

主さんのおうちに来てから、ネコジャラシのおもちゃで遊ぶまで、ボクはいつか主さんがボクを手放して他の人に渡しちゃうんじゃないかなって思ってビクビクしてた。

でも、主さんがボクのためにおもちゃを買ってきてくれて、それで初めてボクは「ああ、ボクはずっとここにいていいんだ」って思えたんだ。でも、いつまでもこの幸せが続くか、なんでか分からないけど自信が持てなくて、主さんと仲良くなればなるほど、この毎日を失っちゃうのが怖くなったんだ。

眠りから覚めた時に主さんが出かけていると、不安で仕方なかった日もあったし、眠っていても主さんが家を出たりすると起きてしまった時もあった。

でも、もう大丈夫。

ボクがどんなに眠りこけていても、主さんはボクのもとから離れていってしまうことはないって分かったから。

目覚めた時に主さんがいなくても、必ず帰ってくるって分かってから、ボクはお昼寝を心から楽しめるようになったんだ。

だけどね、やっぱり目が覚めた時に主さんがそばにいてくれるのが一番嬉しい。そんな時は、ボクは最高に幸せな気分になるんだ。

安心してぐっすり眠れるボクのおうち。

それに、安心してぐっすり寝させてくれる主さん。 僕は世界一幸せなネコだね。

  

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